BLOGブログ
「いい結婚式」って、なんだろう。
Posted on 2026/09/04 by ideafeves

「いい結婚式だったね!」
結婚式が終わったあとに、
ゲストの皆さんから
聞こえてくることがあります。
その言葉を聞くたびに、
ウェディングプランナーとして、
とても嬉しくなります。
今、改めて
「いい結婚式」って、なんだろう。
と考えてみました。
ゲストの皆さんに喜んでもらえること。
会場が素敵に彩られていること。
美味しい料理を楽しんでもらえること。
心に残る演出があること。
これらももちろん、
素敵な結婚式をつくる大切な要素です。
でも、私はそれだけではないと思っています。
結婚式には、その日を迎える
おふたりが心に込めた
たくさんの想いがあります。
ふたりが出会い
これまで一緒に過ごしてきた時間。
その場に集まってくれる大切な家族や友人。
これから始まる新しい人生。
そんな一つひとつが重なって、
結婚式という一日が生まれていく。
だからこそ、
同じ結婚式は一つとしてありません。
これまでたくさんの結婚式を見てきました。
大きな会場で、たくさんの人に囲まれる結婚式。
家族や親しい友人だけで過ごす結婚式。
華やかでにぎやかな一日。
和やかであたたかな一日。
思いきり笑って、歌って、楽しむ一日。
ゆっくり会話をしながら過ごす一日。
どの結婚式も本当に素晴らしく、
どれが一番ということはありません。
新郎新婦のおふたりにとって、
大切なものはそれぞれだから。
私は、「いい結婚式」に決まった答えは
ないと思っています。
100組いれば、
100通りの「いい結婚式」がある。
むしろ、
100組の結婚式があれば、
100通り以上の可能性があるのだと。
おふたりが好きなこと。
大切にしていること。
ご家族との思い出。
ご友人との関係。
これからどんな人生を歩んでいきたいのか。
そんなことを一つずつ聞いていくと、
最初は見えていなかったものが、
少しずつ見えてくることがあります。
「そういえば、
私たちはこういうのが好きだったね。」
「これをみんなに見てもらいたい。」
「家族にこんなことを伝えたい。」
「せっかくなら、こんなことをしてみたい。」
そんな言葉が出てくる瞬間があります。
私は、その時間がとても好きです。
結婚式のお打合せは、
何を決めるかだけの時間ではないと思っています。
ふたりが、自分たちのことを改めて考える時間。
これまでを振り返る時間。
そして、これからのことを話す時間。
その中から、
「ふたりらしい結婚式」が少しずつ見えてくる。
その過程も含めて、
結婚式なのだと思っています。
そして、そこに私たち
ウェディングプランナーがいます。
おふたりのお話を聞いて、一緒に考えて、
「それなら、こんなこともできるかもしれない」
「それなら、こんなこともいいのでは?」
と、可能性が膨らんでいくことが
本当に多くあります。
おふたりが思い描いたことを、
どうしたら実現できるのかを考える。
時には、おふたり自身もまだ気づいていなかった
「こんなこともできるんだ」という可能性を
一緒に見つけることもあります。
私は、こんな風にお二人とお話を
重ねていくことがウェディングプランナーの
大切な仕事だと思っています。
だから、
「いい結婚式」をつくるために、
最初から正解は無くて、
まずはぜひ、
「わたしたちは、どんな一日にしたいのだろう?」
を考えてみてください。
そこから始めてみてほしい。
そして、ふたりで考えて、話して、
笑って、悩んで、時には迷いながら、
少しずつ「ふたりらしい」が見つかっていく。
その時間を経て迎える結婚式だからこそ、
当日には、おふたりにしかわからない
特別な意味が生まれるのだと思います。
結婚式が終わったあと、
「楽しかったね。」
「やってよかったね。」
「私たちらしい一日だったね。」
そんなふうに、
ふたりが顔を見合わせて笑ってくれたら、
何よりも幸せです。
そしてまた、何年か経ったあとにも、
「あの日、本当に楽しかったね。」
「結婚式をしてよかったね。」
と、思い出してもらえたら。
「いい結婚式」って、なんだろう。
25年間この仕事をしてきた私が思う
「いい結婚式」とは、結局のところ、
おふたりが、「幸せだったな〜」と、
「私たちらしい結婚式だったね!」
と思える一日なのではないかと、
それに尽きるのではないかと思うのです。
そんな一日を、
これからもおふたりと一緒につくっていきたい。
私は、そう思っています。