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私の大好きなチャンドラー。

Posted on 2013/04/02 by ideafeves

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約1週間ぶりにブログを書きます。
忙しかったのもありますが、ゆっくりとPCに向かって
楽しいことを書くということが出来ずにいました。
その理由はたった一つで、とても悩んだのですが、
今の気持ちをブログに書かせてもらうことにしました。

私の大好きなチャンドラー。
我が家の愛犬、ボーダーコリー11歳です。

先日突然の余命宣告。
あまりにも突然すぎて、未だに信じられずにいて、
夢なら良いのにとずっと思うのですが、知ってしまった
現実なので、毎日ひとりになると考えてしまい
涙が止まらなくなります。

ブログで書く事ではないと思っていたのですが、
ここに記憶しておくことによって私の中にずっと
存在してくれると思うことと、自分が前を向く為に。
大げさですが、楽しい時間は十分に過ごせているのですが、
こうしてパソコンに向かったり、ゆっくり考える
時間になると悲しさが込み上げてくるので、
気持ちを切り替える為にも。。
また、これから後どのくらいか一緒にいられるか
分からないけれど、残りの一日一日を大切に一緒に過ごす
ために、綴らせてもらおうと思いました。

ちょうど私が社会人になって2年目の冬。
本当はゴールデン・レトリーバーを飼うつもりでした。

「とりあえず見に行くだけ」が、沢山のワンちゃんのいるなか、
チャンドラーが抱っこして欲しそうに見ていたのです。
そうだったと思います。家族の誰もが最初はボーダーコリー?!
ボーダーコリーにするの?!って感じだったように思います。

その日、そのまま我が家の一員になりました。

あれから11年。ご主人様とは名ばかりの私。

もともとボーダーコリーは牧羊犬なので、
賢い犬のはずなのに、ちょっとおバカで甘えん坊の
チャンドラーを、母が一生懸命しつけして、
父が毎日散歩に連れて行って、そして私は可愛がるだけ。笑

絵に描いたような、
「ちゃんと面倒みるから犬買おうよ〜〜!」
という子供そのもの。20歳過ぎていましたが・・笑。
そんな頃が懐かしく感じます。

あれからずっと、我が家(実家の両親)は
チャンドラーを中心の生活で、チャンドラーの為の車になり、
その度にナンバープレートはチャンドラーの誕生日。
夏の家族旅行と言えばチャンドラーが一緒に行ける所へ。
その他はチャンドラーがいるから、誰かが留守番。
とにかく我が家はチャンドラーが我が家の中心でした。

と言っても、私は仕事仕事で実家を離れ、
時には何ヶ月も帰らないことも多々ありましたが、
それでも帰ると必ず凄い勢いでしっぽを振って、
ものすごい勢いで「撫でて撫でて♡」ってやってきました。

そして、今まで以上に近くで過ごしたこの2年。
毎朝メイクをしていると必ず膝の上に頭をのせてきて、
大急ぎの私のことも考えず甘えてきたり、いつも実家で
仕事をするときは足下にチャンドラーが寝ていることが
当たり前の毎日でした。

姪っ子Rが生まれてからは、家族の1番じゃなくなって
しまったチャンドラー。
Rはチャンドラーのことが大好きなのに、どうしても
チャンドラーはRが苦手で、いつまでたっても相思相愛
にはなれずにいて、それもまた見ている私はちょっと
楽しくもありました。こんな日がずっと続くと思っていました。

いつかは、あと5年もすれば・・と、
少しの覚悟を最近ようやくするようになってはいたものの、
こんなに突然くるなんて思いもしませんでした。

母が「泣きたいときはいっぱい泣いた方が良い」と言うから、
余計に悲しくて、悲しくて、涙が止まりませんでした。
あとどのくらいこの気持ちが続くのだろう・・と、思います。

きっと今、私の両親は私の何倍も悲しい気持ちでいっぱいだと思う。
なのに、思いっきり泣ける私は幸せで、ワガママなのでしょうね。
今は毎日、1日でも長く一緒にいられることを願うばかりです。
どちらかというと、1日1日が過ぎてしまわなければ良いのに、
とも思います。

そんな今ですが、
それでも私にはお仕事があります。
それは私にとって、とっても幸せなことです。

お客様といる時間、お打合せをしている時間
だけは忘れられています。終わると直ぐに思い出して
しまうけれど、、夜になると考えてしまうのですが、
それでもお仕事をしているときだけは考えずにすむので、
お仕事をさせて頂けていることに本当に救われています。

私の社会人人生の殆どを見てきてくれたチャンドラー。
チャンドラーは幸せに生きて来られたかな。

もはやもう何を書いているのか分からなくなりました。
ここまでお付合い頂いた皆様、すみません。
そしてありがとうございます。

このブログを書かせて頂いたことで、
少し気持ちも楽になった気がします。
悲しさは変わらないけれど、
泣いてばかりよりは残りの毎日を楽しく
一緒に過ごせたら良いなと思います。

11年分のありがとうを込めて。
あと何ヶ月、何日、一緒に過ごせるか分からない
けれど、毎日を大切に大切に過ごしたいと思います。

 

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