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あの頃の私。

Posted on 2013/06/21 by ideafeves

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先日、ある方のお誕生日のお祝いを
ご一緒させて頂きました♩

私が一番頑張っていた頃。
私が一番がむしゃらに働いた頃。
思い出す限り、一番大変だった頃。

だけど、今の私があるのはきっと、
その経験があったからこそだと、
心から想います。

ホテルの立ち上げを経験した、
その時の1組目のご新郎ご新婦。
お客様と呼ぶべきか、どうか・・という、
私にとっては今でもとても特別な存在のおふたり。

 

29歳のご新郎が、36歳になられました。
可愛い男の子がふたり。本当に久しぶりに
ご自宅にお邪魔させていただきました。
それはそれは素敵な北欧ハウスへ。

 

今日は少しだけ昔話を書きたいと思います。
いろんな経験をさせて頂いたとても濃い時間でした。

 

あの頃、
ホテルのウェディング部門立ち上げという、
とても責任重大な、大きな大きな仕事を任せて
もらい、沢山の貴重な経験をしました。
させて頂きました。。

今だから、そう感じられます。

開業準備室でのお仕事は、当時の私は初めての経験で、
期待とワクワク感いっぱいで楽しみにしていました。
その先に待ち受けている困難を知らない頃は・・笑。

私が入社した時には既に、KさんとNさんの
ご結婚式は決まっていて、その準備と並行に、
パートナーさんの選定や契約、交渉、
もちろん会場も出来上がってはいないので、
本当に何人着席できるか分からない状況の中、
婚礼スタッフは私ただひとり。
・・後に、可愛い新卒のスタッフを
つけてくれました(笑)

 

それでも日は迫ってくる。
後にも先にも、あんなに不安な毎日を
過ごした事は無いと思います。

1度も結婚式をした事の無い場所で、
また誰一人として一緒に働いたことのある
スタッフはおらず、とにかく不安だらけの中、
ご新郎ご新婦にとっては「一生に一度の大切な結婚式」。

そのプレッシャーに絶えられず、
毎日のように泣いていた気がします。笑
そんな頃もありました。

 

あのとき私は、たったひとりで戦っているような
気になっていた気がします。
子供だったな〜〜と、つくづく感じます。
それと同時に、あのとき沢山の方々に助けれました。
沢山の経験をさせて頂きました。

ホテルのウェディング部門の立ち上げ。
それも殆どのことを完全に任せてもらい、
好きなようにさせてもらいました。
当時はただただ大変で、ひたすら「辛い」と
思っていたこともありました。。
未熟でした。

ちゃんと信頼してくれていたからこそ、
「丸投げできる」ということを、
今はつくづく感じます。
 

今までも、節目節目で本当に沢山の貴重な経験を私は
させてもらっていると心から感じます。
30歳手前、それまでも、ある程度の経験をしてきた
つもりだった私にとって、これまでに経験したことの無い

あらゆる経験をさせてもらった1年間。
心から感謝しています。

ウェディングプランナーとして初めて、
一人の花嫁さんと密に接することができたのも、
この時、Nさんとでした。
ドレスショップに同行したり、映像会社に一緒に説明を
聞きに行ったり、ヘアメイクのリハーサルから、試食など。
何度となく一緒にランチをしながらいろんな話をしました。
会場の決まりに沿ってのお話ではなく、
お客様の意見に耳を傾け、思い描いている結婚式のスタイルを
お伺いしながら、その希望を100%叶えるために、
ただひたすら準備をすすめることが出来ました。

 

フリーランスになってからは当たり前の日常ですが、
会場プランナーとして働いていた当時の私にとっては、
それまでとは比べ物にならない位、お客様に密接した
お打合せの期間を過ごすことができました。
不安だらけの毎日でしたが、Nさん(ご新婦)との
打合せの時間だけが幸せで、とても楽しい時間だった
ことは今でも鮮明に覚えています。

同じホテルのスタッフだったご新郎Kさん。
部署も違い、基本的には口数がそんなに多くは無い
Kさんでしたが、当時私にとっては数少ない、
心から信頼できる存在でもありました。

Nさんはあの頃からずっと変わらず、
プランナーとしての私を応援してくれます。

私がフリーランスになったことで、
「今の菅田さんのお客さんはとても嬉しいでしょうね!
 やりたいことがちゃんと叶えられて幸せですね!!」
と、言ってくれました。

 

そうであれば心から嬉しいと思います。
それもこれも、やはり今までいろんな経験を、
きっと多くのウェディングプランナーの方の何倍も、

あらゆる経験をさせてもらえたからだと思います。
それが、確実に今の私に繋がっています。

少しずつ大人になり、
振り返ることが多くなってきたように感じますが・・笑。

与えてもらった素敵な人生を、
これからももっともっと良いものになるよう、
毎日を大切に生きたいと思います。

・・・

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