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Our Wedding Report / part.1

Posted on 2017/05/30 by ideafeves

2016年10月29日(土)
とても気持ちの良い秋晴れの日、
結婚式を挙げました。

あれから半年と少しの月日を経て、
先日、アルバムが届きました。

一枚一枚、写真を見返すたびに
幸せだった1日の感動が今でも蘇ります。

とてもお恥ずかしいですが、
私自身の結婚式のことを、
素晴らしい結婚式を作り上げてくれた
沢山の仲間たちへ、
私からのお礼の気持ちを込めて、
このブログに綴らせてもらいたいと思います。

山ほどある写真の中からここにどれを
載せるかを決めるのにも、
随分時間がかかりました。

どの写真にも本当に想い出があって、
私にとってはとても大切な1枚1枚。

きっとここでは伝えきれないことが沢山ですが、
私の幸せだった1日の記録として、
選んでみました。

沢山の友人たちの力を借りて、
私たち夫婦の夢が叶った結婚式でした。
コンセプトは、
『THREE DROPS IN THE OCEAN 』

結婚式をするにあたり、
私たちが会場として選んだ場所は、
海の見える、元々は倉庫だった空間で、
今は現代アートギャラリーとして使われている場所。

全てが真っ白な大きな空間を、
沢山の人によって少しずつ色を加えてもらい、
出来上がったその空間は、
想像をはるかに超える素晴らしい景色でした。

「たった1日のために」

それが結婚式だということを、
改めて実感したのは、
結婚式が終えた翌朝でした。

全てが幸せすぎて、目覚めと同時に、
涙が止まりませんでした。笑

あぁ、
沢山の新郎新婦さんがこんな気持ちに
なられていたんだな。そうだったらいいな。
と、心から想いました。

 

10/28 sun

結婚式前日、
大きな箱の中に、
これまでイメージだけで考えてきた全てのものが、
沢山の力を借りて少しずつ組み立てられて行きました。

この赤い大きな橋が見えること、
それが会場の決め手の一つでもありました。

私は結婚式をしようと思った時、唯一のこだわりが、
信頼できる大好きな人(仲間)たちに、お願いすること。

10月という忙しい時期に、沢山の仲間が私たちのために、
色々な場所から駆けつけてくれました。

パーティー会場のメイン装飾を手がけてくれたのは、
NENOUWASAの櫻田さん。

私はフリーランスプランナーになってから、
沢山の素晴らしい人と出会いました。
さくちゃんはその中でもとても大きな存在の一人。
一つの結婚式を作り上げる上で、役割はそれぞれ違うけれど、
常に思いや目標が同じだと思える人。

彼の作る作品は、当日にならないとわからない。笑
だからこそ面白く、そして楽しみで仕方ありませんでした。
当日、出来上がったものを見たときは、圧巻でした。

そして、今回の私たちの結婚式は、
この人がいなくては成り立たなかった。

Kamigotoの渡邊 絢さん。
今回の結婚式に関わる、殆どのものを
製作してもらいました。
そして、当日も自由に描いてもらいました。
お願いをしたというよりは、
彼女と私たちの3人で準備をしてきた
結婚式のようなもの。

Three drops in the ocean
本当はお腹にいる子供とのThreeでしたが、
彼女とのことでもあったように思います。

 

そしてc photographicのクリスさん。
クリスさんもお客様のご縁で出会った一人。
はじめてその映像を見たときは、
知らない新郎新婦さんの結婚式の映像なのに
自然に涙が出たほど、素晴らしいものでした。

そして、これまで沢山のお客様の映像を
撮影してくれて、いっぱい楽しい結婚式を
一緒に見てきた人。
今は東京を拠点に活動をしているので、
なかなか関西には来れないけれど、
「特別だから。」と、駆けつけてくれました。

その映像は言うまでもなく、素晴らしくて、
何回、何十回見ても、その日が蘇ってきます。
私たち夫婦、そして家族みんなの宝物。

そして、会場装飾やテーブル装花、
ブーケ、他全ての装花を担当してくれたのは、
RIRINONOの麗子さん。
私たち夫婦が愛してやまない人♡

今回、私がリクエストしたのは、
「食卓を彩るお花」

私の好みをとてもよく知っていてくれる
麗子さんだからこそ、お花は殆どお任せで、
私も当日をとても楽しみにしていました。

出来上がった会場装飾は、
もう想像以上に心踊る、素敵な空間でした。

個人的にとても嬉しい1枚。
出来上がった会場は、ふたりが相談を重ねてきたかのように、
とても融和されていて、素晴らしい空間に。
感謝しかありません。

前日、前々日からみんな自分の事のように、
心を込めて準備をしてくれました。
そのおかげで、私は安心して当日を迎えることができました。

 

//////////

10/29 sat

パーティー当日。
きっと私たちだけでなく、
沢山の人が緊張し、そして楽しみにしてくれていたことと思います。

結婚式は、ウェディングプランナーだけでは作り上げられない。
沢山の力が集まって、そのみんなが一つになって大きな力になる。
私はウェディングプランナーというお仕事をさせてもらい、
お客様の窓口として沢山打ち合わせを重ね、想いを形にする
お役目をさせてもらっていますが、それを下で支えてくれる人がいて、
はじめて夢を形にすることができます。

自分自身がその主役になり、
改めてウェディングプランナーという役割の大切さも
再認識させてもらいました。

会場コーディネートでこだわった一つが、
オリジナルのナフキンです。
色がとても綺麗なネイビーのリトアニアリネンの生地。
この日のために友人が100枚以上も縫ってくれました。

パーティーが終えた後は、
持ち帰ってもらえるように。

子供達にも。
赤ちゃんには、同じ生地でビブを用意しました。

そして、ウェルカムスイーツを作ってくれたのは、
COCOROのいくちゃん。
彼女の作るお菓子は、本当に美味しくて美しくて、
いつ食べても、何を食べても幸せになるものばかり。

そんな彼女にわがままを言って、
オリジナルのスイーツを作ってもらいました。
とても贅沢で、とても幸せでした。

それと合わせて、
ウェルカムドリンクとして用意した、
フルーツシロップ。主人作。
私はフルーツを(少しだけ)カットしました。笑
全ての準備を自分たちでしなければならない
会場だからこそできることの一つに、
こういった自由があると思います。
これは、私がお客様のプロデュースをする際にも
とても大切にしていることの一つです。

集まって下さったゲストが、挙式が始まるまで、
また披露宴が始まるまでの時間さえも楽しめるように。

そんな思いを込めて、
私たちはウェイティングルームに
色々なものを詰め込みました。

 


前日や前々日、
準備が終わらず徹夜をしてしまう
新郎新婦さんの気持ちが嫌という程、
肌で感じたラスト1週間でした。

それだけは避けたくて頑張っていたので、
徹夜こそしなかったものの、
1年以上も前から準備をして来たつもりでも、
最後の最後までやることてんこ盛り。

「早く寝てくださいね!
夜は塩分控えめに!
朝ごはんはしっかり食べてくださいね!」

なんて、いつも偉そうに言っていた私ですが、
これからは少し声が小さくなりそうです。笑

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そして、結婚式を考えた時、
きっと殆どの花嫁さまが一番楽しみにするもの。
それはきっと、ウェディングドレスなのではないでしょうか。
そして私も例に漏れず、それはそれは楽しみで仕方ありませんでした。

ただ、私の場合「選ぶ」ではなく「選んでもらう」こと。
ドレスショップ「ポエティカ」のオーナーである、
矢野さんに選んでもらう1着を着ること。

遡ることもう15年以上前、
店内に美しいウェディングドレスがたった1着、
外から見えるようにディスプレイされているお店がありました。
当時大学生だった私には、それはもうキラキラ輝いて見え、
いつもそのお店の前を通るたび、恥ずかしさも忘れて
ガラス越しにへばりついて眺めていたことを、
ついこの前のことのように覚えています。

それが今の「ポエティカ」さん。

今思うと、私がウェディングの世界に魅了され、
この仕事に就くきっかけになっていたのだと思います。

あれから月日が流れ、
今こうして一緒にお仕事をさせてもらえていることは、
本当に幸せなことだとつくづく感じます。

結婚式当日、
私は既に妊娠8ヶ月目になっていました。

そんなお腹の大きな私に、
普通の妊婦さんが選ばない(選べない)ような、
体にフィットしたスレンダーなドレスを、
大胆にカットして仕立て直してくださって、
とても素敵な1着を纏うことができました。

本当に幸せな1日でした。

 

 

 

 

美しいもの、本物を、
見たり触れたり、
身につけたりするだけで、
人は笑顔になり、
心満たされ、
そして自然と凛とした気持ちになります。

改めて、
結婚式という特別な日に身につける
1着のドレスの大切さ、大きな力を、
身をもって感じることができました。

続く。→ Part.2

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