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熊本でオリジナルウェディングを。

Posted on 2018/08/08 by ideafeves

このお二人の結婚式を綴るには、
何から伝えたらいいかとずいぶん悩みました。
悩んだというと聞こえが良くないかもしれませんね。笑

お二人と出会ったのはちょうど結婚式の1年前。
この日を迎えるまでのこの1年、
本当にいろんなことがありました。

そのたびに、
お二人の想いをとても丁寧に、
一生懸命伝えてくださり、
立ち止まったり、進んだりしながらも、
お二人らしく準備をしてこられた結婚式。

迎えた当日、
私は1年分もの涙を流したように思います。

この1年間でたくさんたくさん伝えてくれた
おふたりの想いが、何度となく走馬灯のように
頭を巡り、そのたびに緩みきっていた涙腺から
勝手に流れ落ちるほどでした。笑

1年間でできた沢山の思い出と、
その間に感じたふたりの素敵な人柄と、
そしてふたりのお互いへの愛情を、
改めて感じられる1日でした。

新郎Naohiroさんの地元、熊本でのご結婚式。
新婦Erinaさんの地元である岡山で結婚式を
挙げることも一度は考えたお二人が、
この熊本を、ふたりの「結婚式」の場として
選ばれたこと。

たくさん心配や応援してくれたご友人方に、
熊本は大丈夫だよ!
頑張っているよ!
こんなところだよ!
と、伝えたいという気持ちや、
応援して下さった方々へ、
この場所でお礼ができたらという
想いを込めて、この地を選ばれました。

そんなお二人が結婚式に込めた想いは、

draw a line

“それぞれが歩み作ってきたたくさんの 線
それらが繋がり重なってできた大きな 道

これまで引いてきたたくさんの線が交わり
大切な方々との縁を結び
新しい道を歩んで行くはじまりの日となる結婚式

皆さんにとってもこの結婚式が
それぞれの土地を線で結び
身近に感じるきっかけとなるような
1日になりますように。”
との想いを込めて。

結婚式直前まではお二人も遠距離で、
熊本と岡山から、何度も何度も神戸まで
足を運んでくださり、打合せを重ねました。

時には2週間もあけずに来てくださったりして、
「もう、ちょっとそこまで。くらいの気持ちです。笑」
なんて話していたことが今となっては懐かしい。

そんな二人が、
私に結婚式をお任せくださったこと。
私にとって右も左もわからない熊本。

「フリーランスプランナーが入る」ということで、
どれだけの会場に断られたかわからないくらい、
その壁が大きかった今回の結婚式。

それなのに、当初まだ1度しか直接お会いして
いなかった時にも、どれだけ断られても、
例え想い描いた会場で結婚式が叶わなくても、
お任せしたいと言ってくださったこと。

幸せという一言では言い表せないほどの
気持ちがありました。
そのふたりの想いをきちんと形にして、
必ずそれ以上に感じてもらえる1日に
しなければ!という想いを抱え、
願いながら過ごした1年。

新婦Erinaさんが何度となく下さった、
丁寧で暖かいメールを今でも読み返したり、
新郎Naohiroさんの話す、
柔らかい熊本弁を恋しく感じる今日この頃。

結婚式が終わり、
数日経って届いた1通のお手紙。
封を開け、読み始めた瞬間から、
また涙が溢れました。

Erinaさんらしい丁寧な文面と、
そこに書かれていた1文字1文字が、
目の前で気持ちを伝えてくれているかのように、
Erinaさんを思わせる暖かさをひしひしと
感じさせてもらえるお手紙でした。

そして、そこには本当に嬉しい言葉が
たくさん詰まっていました。

二人にとって、この結婚式が、
生涯の宝物になることを、
心から願っています。

お二人に出会えたことを、
心から幸せに思っています。
いつまでもいつまでもお幸せに。

そして、またいつでも遊びに来て下さい!

IDEA FEVES
TAKAKO SUGATA

Emi&Dean – international outdoor wedding –

気づけば、あの素敵な素敵な1日から
あっという間に2ヶ月が経とうとしています。

言葉では言い表せない、
Emiさんと Deanさんの感動の詰まった
素晴らしい素晴らしい結婚式。

今振り返っても、
あの時の光景が目に焼き付いて、
昨日のことのように蘇ります。

10カ国以上もの国から集まった、
50名以上の海外からのゲストと、
日本各地から集まった総勢100名での
アウトドアウェディング。

この日を迎えるまでの間、
何度も何度もお二人と打合せを行い、
二人がどれだけの準備を重ねてきたかを
知っているからこそ、あの日は何度も涙が
溢れてきたことを思い出します。

ふたりがこの沢山のゲストを迎えるために、
イギリス人が大好きだというガーデンパーティーを、
また日本での結婚式を心から楽しみ味わって貰うために、
毎日のように悩み、考え、準備してきたことは
計り知れません。

私自身これまで数え切れないほどの
結婚式に携らせて頂いてきたにもかかわらず、
今回ばっかりは当日を迎えるまでの日々、
不安とドキドキの連続で、何度も眠れない
日々を過ごしました(笑)

そんな心境を、いいのか悪いのか、
素直におふたりにもお伝えしたことも
ありました。

その時にいつも言ってくださった一言が、

「私たちは菅田さんを信頼しているので任せます!」と。

本当に本当に嬉しくて、
そして何よりお二人の結婚式が、
ふたりにとって、ご家族にとって、
全てのゲストの皆さんにとって、
思い出に残る素晴らしいものになるようにと、
心から願っていました。

迎えた当日、
目の前に広がる光景は、
夢でも見ているかのような、
映画のワンシーンでも見ているかのような。

一瞬、意識が遠くに行っていたようにも思います。笑

新緑の木々に囲まれたガーデンで、
ふたりがゲストと共に楽しそうに笑っている
姿を見られたことが、何より幸せでした。

ずっとずっとふたりのこの笑顔が見たくて、
この日を迎えるまでに何度も思い描いたことが、
現実となり、本当に本当に嬉しかったです。

いつもお互いを気遣い、思いやり、
お互いがとても大切な存在で、
大好きだという気持ちが言葉にしなくても
常に感じられるおふたり。

ふたりに国や文化の壁なんていうものは
全く感じられず、そんな2人を見ていると、
人と人はこうあるべきなんだとさえ教えて
もらっているような、
本当に人として、尊敬すべきふたり。
思いやりの心、周りの方への気遣い、
伝えるということの大切さ、
ふたりからは勉強になることばかりでした。

この日を一緒に迎えられたこと、
私を選んでくださったことを
本当に幸せに思い、
そして心から感謝しています。

Congratulations  Emi& Dean !

________________________________________________

Galleryはこちら→http://ideafeves.com/gallery/emidean/


Junsuke&Yuki – ちいきいと –

あれから早1ヶ月と少しが経ちました。
5/5のこどもの日に執り行われた、
JunsukeさんとYukiさんの結婚式。

今振り返っても、本当に本当に楽しく、
賑やかで温かく、素敵な1日でした。

はじめてお逢いした日、とても可愛いお二人が、
「結婚式」への想いを語る“私”の話を
一生懸命聞いてくれていたことを思い出します。

新郎Junsukeさんはまだ一度も結婚式に
出席したことがなく、自身の結婚式がはじめてで
イメージすら湧かないと仰っていました。
そして、新婦Yukiさんはニヤッと笑いながら、
あんまり大変な準備はしたくないと。
それなのに、やれ招待状はどれだけ大切かと
いうことを半ば無理やり熱弁していたこと。
今思うと、そんな迷惑な話はないかもしれません。笑

だけど、とても真剣に、それいいですね!
と、あいづちをくれながら聞いてくれる、
ふたりが目の前にいて、
あの日あれだけお話ししたことが
良かったのか迷惑だったのかは、、
前者でありたいと願います。。

結局お二人は、
誰よりも人一倍大変なご準備を、
とても楽しみながらされていたように思います。

お二人の想いの詰まった、
世界に二つと無い招待状が出来上がり、
ふたりの期待通り?
DMと間違えて処分してしまうご友人もいて(笑)
それをシメシメと、笑いながら期待通りだと
言えてしまう、そんな自然体で飾らないふたり。

自分たちが主役で、新郎新婦ということよりも、
自分たちが掲げたテーマにいかにみんなが
楽しんでくれるかということを本気で考え、
なおかつ肩肘張らず、
「ゆる〜くできたらいいな〜」といつも
口を揃えて仰っていたふたり。

そんな思い描いた結婚式当日は、
本当にふたりらしく、
ご家族はじめゲストの皆さんも一緒に、
「ゆる〜く」楽しく、のんびりと和やかに。

結婚式って、こういうものなんだと、
これが結婚式の素晴らしさなんだということを、
改めて感じられるくらい、素敵な1日でした。

こんなにもみんなが大口を開けて笑い、
何度も何度も「いい結婚式だね!」という
言葉が飛び交うこと。
もしかしたら、そんなに多くはないかもしれない。

ふたりだからこそ。
ふたりの人柄だから、そこに集う人がいて、
結婚式当日が成り立つ。
私はいつも本当にそう感じます。
そして、それが特に強く感じられた日。

二人は出会うべくして出会い、
この日を迎え、そしてこれから長い人生を
きっと今と変わらず楽しく過ごしていくだろうと、
遠い未来のことが想像できるようでした。

結婚式が終え、これから始まる新婚生活。
ふたりの場合、それぞれが海の向こう、
違う国での生活がスタートされます。

それも結婚式の数日前に、
突然決まったというからビックリしたのも一瞬。
ふたりなら。このふたりだからこそ、
それさえも普通で、自然のことのように思います。

離れることが寂しいとか、悲しいとか、
不安だとか、そういうことよりも、
お互いを応援し、尊重し、高め合い、
それぞれがその原動力になっているんだろうと
本当に思います。
強い強い「絆」が見えるよう。

大好きなお二人。
勝手に、弟と妹がいたとしたら、
こんな二人がいいな〜と思っていました。
そんな可愛いお二人。

先日新婦Yukiさんが下さったメールに、
「1年前、勇気を出して菅田さんに
連絡した私、グッジョブ!って言いたい♡」
と、書いて下さって。
もう、こんな褒め言葉はないと感動感動です。

お二人の結婚式に携われたこと、
一緒にこの日を迎えられたことを、
心から幸せに思っています。

そして、いつまでも応援しています!

IDEA FEVES
Takako Sugata

 

Congratulations !

_______________________________________________

Galleryはこちら→http://ideafeves.com/gallery/junsukeyuki/



Our Wedding Report / part.2

Posted on 2017/05/31 by ideafeves

結婚式のコンセプトを考えた時、
私たち夫婦にとって、それは結婚式だけでなく、
普段の生活で大切にしていること、
これからも大切にしていきたいこと、
更にはこれから生まれてくる子供と共に、
私たち家族3人の約束のような、
目標のような、そんな沢山の想いを込めて。

「THREE DROPS IN THE OCEAN」

と決めました。

それと同時にもう一つのコンセプトがありました。
それは「カラー見本帖」。

真っ白な箱、真っ白なパレットに、
数え切れない色が足されていく。
合わせる色によって同じ色がどんな色にも
変化していく。

会場の色、お花の色、お料理の色、
インテリアの色、ゲストみんなの色。

当日、どれだけの色が集まって、
どんな素敵なものが完成するだろうと、
そんな楽しみを想い描いて。

「カラー見本帖のような結婚式」

を、密かに楽しみにしていました。



14:30

ひとり、ふたりと、次から次へと
集まって来てくれました。

頑張って準備をしてきた結婚式、
全てのゲストが100%楽しんで帰ってくれたかは、
正直わかりません。
自己満足の部分も沢山あったと思います。

けれど、いつもお客様の結婚式でも思うのは、
新郎新婦である本人たちが心から楽しむことが、
おもてなしの一つになる。

いつも感じる想いを信じて、
私は、私たちが楽しむことと、
皆がそれぞれ、何か想い出を作れるような、
そんな結婚式になればという願いを込めて。


 

 

当日は子供達もたくさん集まってくれました。

 

写真には全て残っていないけれど、
みんないろんなプレゼントを持って、
お祝いに駆けつけてくれました。
可愛い可愛い大好きな子たちです♡

司会を務めてくれたのは、
大切な大切な友人の奥野加奈さん。
彼女の言葉一つで、前を向くことができる。
私にとって、とても大きな存在の人。

何年、何十年先も、きっと私は彼女を
頼りにし続けるだろうな。
何があっても話をするだけで、
スーッと心が晴れる。

友人でありながら、
人として本当に尊敬している人。

聞きなれた彼女の声を、
自分がメインテーブルに座って聞くことが、
とても不思議で、そして、ただただ安心できました。


気持ちの良い秋晴れの空の下。
たくさんのゲストに迎えられ、
笑いの絶えない、楽しい楽しい
Opening Ceremonyとなりました。

私たちの結婚式は、たくさんの特別がありましたが、
その中でも特に欠かせなかったこと。

新郎である主人が大学生の頃から
とてもお世話になっている、
アーティストの榎 忠さん。

その代表作のひとつである大砲。
私たちの結婚の報告をした時から、
「結婚式で祝砲するからね」と言って下さって、
私もこの日をとても楽しみにしていました。

ゲストの中にはきっと、
私たちより忠さんの祝砲を楽しみにしていた人も
いたことでしょう。笑

それはパーティーの開宴にふさわしく、
とても華やかでみんなが一体になれた
楽しくとても素敵な瞬間でした。


 

 

祝砲で飛んできたお花は、
子供たちがきれいに掃除してくれました^^

日本各地、また海外からも沢山のゲストが
集まってくれました。
私たちはもちろん、ゲスト同士もこの場所で、
数年ぶりの再会の人たちもいて、
みんな懐かしい顔が見れたり、
久しぶりに話せたり、
結婚式にはそんな楽しみもあるから、
見ているほうもとても嬉しい。

 

 

 

 

私たちの結婚指輪を作ってくれた、
atelier elの岡本ご夫妻。
写真にちゃんと収められなかったけれど、
ドレスに合わせ、選んでもらったアクセサリーは、
奥様がご自身の結婚式のために作られた特別なピアス。

機械を使わず手でひとつひとつ、
丁寧に作り上げるelさんのアクセサリーは、
本当に美しくて繊細で、
世界にたったひとつだけのそれを
身につけるだけで、
とても幸せな気持ちになれます。

そしてお料理は、
今回2つのレストランに
ケータリングをお願いしました。

ひとつは苦楽園にお店を構える
「エスキーナ」さん。

私たちが大好きでいつもいただくお料理を、
どうしてもみんなに食べてもらいたくて、
わがままを言って、特別に用意してもらいました。

そして、もうひとつは神戸にお店を構える
「ラルドワーズ」さん。

これまで沢山のお客様の結婚式を
一緒に作り上げてくださった柘植シェフ。
私たちのわがままなリクエストを、
とても快く、そして希望以上に素敵な
お料理を振舞ってくださいました。

本当に感謝です。

 

それから写真はないけれど、
この日のためだけに特製のパンを焼いてくれた
六甲のピッツェリアcalmoのオーナーで友人の濱さん。
お料理に合わせて、どうしても食べたかったピザ生地のパン。
いつもわがまま聞いてくれる数少ない親友。

そして、そのパンやお料理に合わせて、
つけて食べてほしくて用意をしてもらった、
オリーブオイルとお塩。

六甲にあるとても素敵で洗練されたお店、
juuriさんにオープンされる前なのに
無理を言って取り寄せてもらいました。



ギャラリーならではの、できること。
真っ白な壁に、一皿一皿、
お料理が出てくるごとに、
メニューを描いてもらいました。

私がNYに住んでいた頃、よく行っていた
二人が大好きなレストラン。
そこにはメニューがなくて、
席に座るとスタッフが紙のテーブルクロスに
サラサラとメニューを書いて説明してくれる、
とてもファンキーで楽しいお店がありました。

そこは、みんなが笑顔になれる素敵なお店。
今回はテーブルの代わりに、壁を使って大胆に。

子供たちがたくさん参加してくれた今回、
キッズルームを用意しました。

そして、モンテッソーリ教室「ひづきの森」を
主宰する友人の藤原愉美さんに来ていただいて、
パーティー中、子供たちをお任せしました。

大人たちはゆっくりお食事を楽しめるように。
子供たちはみんなで楽しくごはんを食べて、
遊んだりお勉強したり。

////////////

遡ること4年ほど前、
元々はお客様のご友人でその結婚式の
演奏をしてくださった「水瓶 mizugame」さん。

とても素敵な歌声と、二人の人柄に惚れて、
一気にファンになり、その後もご縁が繋がり、
私たちの結婚式唯一の演出として、
ライブをお願いしました。

涙もろいお年頃?
私の友人たちは、その歌声に号泣していました。笑






そして、トリはこの方。


私の両親が、何年も前から、
楽しみに楽しみにしていた南京玉すだれ。

一人二役、
嫌だと言いながら、本気でやってくれた、
素晴らしく盛り上がった南京玉すだれ。

「あ、さて♪」

新郎側のゲストも、子供たちも、
この日を境に合言葉になったよう。

ありがとう♡

 

 

 

 

最後まで笑いの絶えない、
楽しく、幸せなパーティーでした。

 

ウェディングプランナーというものを仕事にしている
私にとって、とても身近な結婚式。

これまで携わらせていただいた沢山のお客様の
結婚式も、それぞれドラマがあり、
全く同じ結婚式は存在しない。

だけれどみんな共通して言えることは、
結婚式は人を幸せにする。

そして、私たちがもらった幸せは、
想像もできなかった大きな大きなものでした。

 

 

横浜からわざわざ来てくれたヨンスンさん。
以前、ウェディングプランナーだった彼女の
結婚式を担当させてもらった元々はお客様。
そして今はフリーランスウェディングプランナー
として活動する彼女に、当日の担当をお願いしました。

遠くから本当にありがとう。

音響を担当してくれた文章さん。
とても寡黙な方だけど、ある時のウェディングで、
とても新郎新婦のことを思ってくれている方だと
気づいたのは出会ってから2年以上が経ってからでした。

翌朝目が覚めて、
勝手に涙が出てくるくらい、
夢のような素敵な素敵な1日でした。

いろんなことを回想し、
沢山の人に協力してもらい、助けてもらい、
叶えられた結婚式。

私たちは周りの人に恵まれて、
今生かされている。
本当にそう思います。

そして、この人。
私にとって夢が一つ叶った日。
出会ってからもう15年近く、
こんなにも同じ気持ちでウェディングに向き合えて、
なんでも相談できる大切な友人はなかなか出会えない。
と、いつも心から感じ、二人三脚のように
支えてくれてきた大切な友人であり仲間であるおかっち。

結婚式のヘアメイクをしてもらえる日がくるなんて、
本当に幸せでした。

心からありがとう♡

 

翌日、ひとつひとつバラされていく風景を眺めながら、
たった1日だけのためのもの。
それが結婚式だとしみじみ感じながら、
幸せの余韻に浸りました。

そしてまた、久しぶりに沢山の写真を眺め、
あの時の幸せな気持ちを思い返して、
余韻に浸っています。

 

最後に、
ここに映るすべての写真を撮影してくれた、
エスマーレの山本 拓さん。

山本さんもまた、お客様のご縁で
出会うことができた一人です。

ウェディングプランナーとフォトグラファー、
役割は違うけれど、お客様への想いは同じだと、
心から思える人。

幸せだった結婚式のすべての思い出を
山本さんの手で記録に収めてもらい、
そしてそれを見返してはまた幸せになれる。

私たち夫婦にとって、
山本さんに撮ってもらった沢山の写真たちは、
きっと何年経っても大切な宝物です。

そして、まだまだここに書ききれなかった
全ての方に感謝の気持ちを込めて。

ありがとうございました。

2017/5/31
IDEA FEVES 菅田 貴子

////////////

 

Our Wedding Report / part.1

Posted on 2017/05/30 by ideafeves

2016年10月29日(土)
とても気持ちの良い秋晴れの日、
結婚式を挙げました。

あれから半年と少しの月日を経て、
先日、アルバムが届きました。

一枚一枚、写真を見返すたびに
幸せだった1日の感動が今でも蘇ります。

とてもお恥ずかしいですが、
私自身の結婚式のことを、
素晴らしい結婚式を作り上げてくれた
沢山の仲間たちへ、
私からのお礼の気持ちを込めて、
このブログに綴らせてもらいたいと思います。

山ほどある写真の中からここにどれを
載せるかを決めるのにも、
随分時間がかかりました。

どの写真にも本当に想い出があって、
私にとってはとても大切な1枚1枚。

きっとここでは伝えきれないことが沢山ですが、
私の幸せだった1日の記録として、
選んでみました。

沢山の友人たちの力を借りて、
私たち夫婦の夢が叶った結婚式でした。
コンセプトは、
『THREE DROPS IN THE OCEAN 』

結婚式をするにあたり、
私たちが会場として選んだ場所は、
海の見える、元々は倉庫だった空間で、
今は現代アートギャラリーとして使われている場所。

全てが真っ白な大きな空間を、
沢山の人によって少しずつ色を加えてもらい、
出来上がったその空間は、
想像をはるかに超える素晴らしい景色でした。

「たった1日のために」

それが結婚式だということを、
改めて実感したのは、
結婚式が終えた翌朝でした。

全てが幸せすぎて、目覚めと同時に、
涙が止まりませんでした。笑

あぁ、
沢山の新郎新婦さんがこんな気持ちに
なられていたんだな。そうだったらいいな。
と、心から想いました。

 

10/28 sun

結婚式前日、
大きな箱の中に、
これまでイメージだけで考えてきた全てのものが、
沢山の力を借りて少しずつ組み立てられて行きました。

この赤い大きな橋が見えること、
それが会場の決め手の一つでもありました。

私は結婚式をしようと思った時、唯一のこだわりが、
信頼できる大好きな人(仲間)たちに、お願いすること。

10月という忙しい時期に、沢山の仲間が私たちのために、
色々な場所から駆けつけてくれました。

パーティー会場のメイン装飾を手がけてくれたのは、
NENOUWASAの櫻田さん。

私はフリーランスプランナーになってから、
沢山の素晴らしい人と出会いました。
さくちゃんはその中でもとても大きな存在の一人。
一つの結婚式を作り上げる上で、役割はそれぞれ違うけれど、
常に思いや目標が同じだと思える人。

彼の作る作品は、当日にならないとわからない。笑
だからこそ面白く、そして楽しみで仕方ありませんでした。
当日、出来上がったものを見たときは、圧巻でした。

そして、今回の私たちの結婚式は、
この人がいなくては成り立たなかった。

Kamigotoの渡邊 絢さん。
今回の結婚式に関わる、殆どのものを
製作してもらいました。
そして、当日も自由に描いてもらいました。
お願いをしたというよりは、
彼女と私たちの3人で準備をしてきた
結婚式のようなもの。

Three drops in the ocean
本当はお腹にいる子供とのThreeでしたが、
彼女とのことでもあったように思います。

 

そしてc photographicのクリスさん。
クリスさんもお客様のご縁で出会った一人。
はじめてその映像を見たときは、
知らない新郎新婦さんの結婚式の映像なのに
自然に涙が出たほど、素晴らしいものでした。

そして、これまで沢山のお客様の映像を
撮影してくれて、いっぱい楽しい結婚式を
一緒に見てきた人。
今は東京を拠点に活動をしているので、
なかなか関西には来れないけれど、
「特別だから。」と、駆けつけてくれました。

その映像は言うまでもなく、素晴らしくて、
何回、何十回見ても、その日が蘇ってきます。
私たち夫婦、そして家族みんなの宝物。

そして、会場装飾やテーブル装花、
ブーケ、他全ての装花を担当してくれたのは、
RIRINONOの麗子さん。
私たち夫婦が愛してやまない人♡

今回、私がリクエストしたのは、
「食卓を彩るお花」

私の好みをとてもよく知っていてくれる
麗子さんだからこそ、お花は殆どお任せで、
私も当日をとても楽しみにしていました。

出来上がった会場装飾は、
もう想像以上に心踊る、素敵な空間でした。

個人的にとても嬉しい1枚。
出来上がった会場は、ふたりが相談を重ねてきたかのように、
とても融和されていて、素晴らしい空間に。
感謝しかありません。

前日、前々日からみんな自分の事のように、
心を込めて準備をしてくれました。
そのおかげで、私は安心して当日を迎えることができました。

 

//////////

10/29 sat

パーティー当日。
きっと私たちだけでなく、
沢山の人が緊張し、そして楽しみにしてくれていたことと思います。

結婚式は、ウェディングプランナーだけでは作り上げられない。
沢山の力が集まって、そのみんなが一つになって大きな力になる。
私はウェディングプランナーというお仕事をさせてもらい、
お客様の窓口として沢山打ち合わせを重ね、想いを形にする
お役目をさせてもらっていますが、それを下で支えてくれる人がいて、
はじめて夢を形にすることができます。

自分自身がその主役になり、
改めてウェディングプランナーという役割の大切さも
再認識させてもらいました。

会場コーディネートでこだわった一つが、
オリジナルのナフキンです。
色がとても綺麗なネイビーのリトアニアリネンの生地。
この日のために友人が100枚以上も縫ってくれました。

パーティーが終えた後は、
持ち帰ってもらえるように。

子供達にも。
赤ちゃんには、同じ生地でビブを用意しました。

そして、ウェルカムスイーツを作ってくれたのは、
COCOROのいくちゃん。
彼女の作るお菓子は、本当に美味しくて美しくて、
いつ食べても、何を食べても幸せになるものばかり。

そんな彼女にわがままを言って、
オリジナルのスイーツを作ってもらいました。
とても贅沢で、とても幸せでした。

それと合わせて、
ウェルカムドリンクとして用意した、
フルーツシロップ。主人作。
私はフルーツを(少しだけ)カットしました。笑
全ての準備を自分たちでしなければならない
会場だからこそできることの一つに、
こういった自由があると思います。
これは、私がお客様のプロデュースをする際にも
とても大切にしていることの一つです。

集まって下さったゲストが、挙式が始まるまで、
また披露宴が始まるまでの時間さえも楽しめるように。

そんな思いを込めて、
私たちはウェイティングルームに
色々なものを詰め込みました。

 


前日や前々日、
準備が終わらず徹夜をしてしまう
新郎新婦さんの気持ちが嫌という程、
肌で感じたラスト1週間でした。

それだけは避けたくて頑張っていたので、
徹夜こそしなかったものの、
1年以上も前から準備をして来たつもりでも、
最後の最後までやることてんこ盛り。

「早く寝てくださいね!
夜は塩分控えめに!
朝ごはんはしっかり食べてくださいね!」

なんて、いつも偉そうに言っていた私ですが、
これからは少し声が小さくなりそうです。笑

//////////

そして、結婚式を考えた時、
きっと殆どの花嫁さまが一番楽しみにするもの。
それはきっと、ウェディングドレスなのではないでしょうか。
そして私も例に漏れず、それはそれは楽しみで仕方ありませんでした。

ただ、私の場合「選ぶ」ではなく「選んでもらう」こと。
ドレスショップ「ポエティカ」のオーナーである、
矢野さんに選んでもらう1着を着ること。

遡ることもう15年以上前、
店内に美しいウェディングドレスがたった1着、
外から見えるようにディスプレイされているお店がありました。
当時大学生だった私には、それはもうキラキラ輝いて見え、
いつもそのお店の前を通るたび、恥ずかしさも忘れて
ガラス越しにへばりついて眺めていたことを、
ついこの前のことのように覚えています。

それが今の「ポエティカ」さん。

今思うと、私がウェディングの世界に魅了され、
この仕事に就くきっかけになっていたのだと思います。

あれから月日が流れ、
今こうして一緒にお仕事をさせてもらえていることは、
本当に幸せなことだとつくづく感じます。

結婚式当日、
私は既に妊娠8ヶ月目になっていました。

そんなお腹の大きな私に、
普通の妊婦さんが選ばない(選べない)ような、
体にフィットしたスレンダーなドレスを、
大胆にカットして仕立て直してくださって、
とても素敵な1着を纏うことができました。

本当に幸せな1日でした。

 

 

 

 

美しいもの、本物を、
見たり触れたり、
身につけたりするだけで、
人は笑顔になり、
心満たされ、
そして自然と凛とした気持ちになります。

改めて、
結婚式という特別な日に身につける
1着のドレスの大切さ、大きな力を、
身をもって感じることができました。

続く。→ Part.2

//////////

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