BLOGブログ
「いい結婚式」って、なんだろう。
Posted on 2026/09/04 by ideafeves

「いい結婚式だったね!」
結婚式が終わったあとに、
ゲストの皆さんから
聞こえてくることがあります。
その言葉を聞くたびに、
ウェディングプランナーとして、
とても嬉しくなります。
今、改めて
「いい結婚式」って、なんだろう。
と考えてみました。
ゲストの皆さんに喜んでもらえること。
会場が素敵に彩られていること。
美味しい料理を楽しんでもらえること。
心に残る演出があること。
これらももちろん、
素敵な結婚式をつくる大切な要素です。
でも、私はそれだけではないと思っています。
結婚式には、その日を迎える
おふたりが心に込めた
たくさんの想いがあります。
ふたりが出会い
これまで一緒に過ごしてきた時間。
その場に集まってくれる大切な家族や友人。
これから始まる新しい人生。
そんな一つひとつが重なって、
結婚式という一日が生まれていく。
だからこそ、
同じ結婚式は一つとしてありません。
これまでたくさんの結婚式を見てきました。
大きな会場で、たくさんの人に囲まれる結婚式。
家族や親しい友人だけで過ごす結婚式。
華やかでにぎやかな一日。
和やかであたたかな一日。
思いきり笑って、歌って、楽しむ一日。
ゆっくり会話をしながら過ごす一日。
どの結婚式も本当に素晴らしく、
どれが一番ということはありません。
新郎新婦のおふたりにとって、
大切なものはそれぞれだから。
私は、「いい結婚式」に決まった答えは
ないと思っています。
100組いれば、
100通りの「いい結婚式」がある。
むしろ、
100組の結婚式があれば、
100通り以上の可能性があるのだと。
おふたりが好きなこと。
大切にしていること。
ご家族との思い出。
ご友人との関係。
これからどんな人生を歩んでいきたいのか。
そんなことを一つずつ聞いていくと、
最初は見えていなかったものが、
少しずつ見えてくることがあります。
「そういえば、
私たちはこういうのが好きだったね。」
「これをみんなに見てもらいたい。」
「家族にこんなことを伝えたい。」
「せっかくなら、こんなことをしてみたい。」
そんな言葉が出てくる瞬間があります。
私は、その時間がとても好きです。
結婚式のお打合せは、
何を決めるかだけの時間ではないと思っています。
ふたりが、自分たちのことを改めて考える時間。
これまでを振り返る時間。
そして、これからのことを話す時間。
その中から、
「ふたりらしい結婚式」が少しずつ見えてくる。
その過程も含めて、
結婚式なのだと思っています。
そして、そこに私たち
ウェディングプランナーがいます。
おふたりのお話を聞いて、一緒に考えて、
「それなら、こんなこともできるかもしれない」
「それなら、こんなこともいいのでは?」
と、可能性が膨らんでいくことが
本当に多くあります。
おふたりが思い描いたことを、
どうしたら実現できるのかを考える。
時には、おふたり自身もまだ気づいていなかった
「こんなこともできるんだ」という可能性を
一緒に見つけることもあります。
私は、こんな風にお二人とお話を
重ねていくことがウェディングプランナーの
大切な仕事だと思っています。
だから、
「いい結婚式」をつくるために、
最初から正解は無くて、
まずはぜひ、
「わたしたちは、どんな一日にしたいのだろう?」
を考えてみてください。
そこから始めてみてほしい。
そして、ふたりで考えて、話して、
笑って、悩んで、時には迷いながら、
少しずつ「ふたりらしい」が見つかっていく。
その時間を経て迎える結婚式だからこそ、
当日には、おふたりにしかわからない
特別な意味が生まれるのだと思います。
結婚式が終わったあと、
「楽しかったね。」
「やってよかったね。」
「私たちらしい一日だったね。」
そんなふうに、
ふたりが顔を見合わせて笑ってくれたら、
何よりも幸せです。
そしてまた、何年か経ったあとにも、
「あの日、本当に楽しかったね。」
「結婚式をしてよかったね。」
と、思い出してもらえたら。
「いい結婚式」って、なんだろう。
25年間この仕事をしてきた私が思う
「いい結婚式」とは、結局のところ、
おふたりが、「幸せだったな〜」と、
「私たちらしい結婚式だったね!」
と思える一日なのではないかと、
それに尽きるのではないかと思うのです。
そんな一日を、
これからもおふたりと一緒につくっていきたい。
私は、そう思っています。
ウェディングプランナーとして25年。今、思うこと。
Posted on 2026/09/02 by ideafeves

気がつけば、ウェディングプランナーとして
25年が経ちました。
これまで、たくさんの新郎新婦と出会い、
たくさんの結婚式を一緒につくってきました。
嬉しいことも、悩んだことも、
思うようにいかなかったこともあります。
その一つひとつが、今の私をつくってくれています。
そして25年経った今、改めて思うことがあります。
ウェディングって、素晴らしい。
これに尽きるように思います。
この25年間を振り返ると、
大変だったことももちろんたくさんあります。
それでも、どの時代を振り返っても、
幸せだった記憶の方が圧倒的に多い。
そこには必ず新郎新婦のお二人の存在があります。
25年間続けてこられたのは、
間違いなくウェディングプランナーとしての
私を受け入れてくださった
新郎新婦の皆さんがいらっしゃったから。
まだまだ未熟だった若かりし頃は
新郎新婦のお二人がとても大人に感じ、
憧れの存在でした。
いつしかすべての新郎新婦が年下になり、
うんと年下になり …
今では子供でもおかしくない
年齢になってしまいました。(笑)
気づけばとても長い月日が経ちました。
ウェディングプランナーとして育ててもらい、
ウェディングプランナーとして頼ってもらい、
時には家族のように、時には友人のように、
そして仲間のように。
また時にはご家族でも知らない
二人だけの秘密を教えてもらうことも。
結婚式の素晴らしさ、醍醐味ってなんだろう。
私にとってのウェディングプランナーとは
なんだろう。と考えてみました。
ウェディングプランナーになりたてだった
新人の頃は、とにかく失敗をしてはいけない、
無事に結婚式を結ばせなければならない。
そんな風に必死に毎日を過ごしていました。
その次は、ウェディングプランナーとして
完璧でなければならない、誰よりも知識ある
ウェディングプランナーになりたい、
そう思いながらがむしゃらだった時もありました。
更にその後は、
お客様にとって本当に完璧だったのだろうか、
もっと叶えてあげられる事はなかっただろうか、
最善だったのだろうか?と、
悶々と過ごす時期もありました。
もちろん、お客様はそれぞれの結婚式を
楽しみ喜んでくださっていましたが、
もっとできる事はないか、
もっともっと、、と、もがく時期もありました。
それでも今振り返ってみると、
どの時代も変わらない気持ちが
一つだけありました。
それは、心底ウェディングが好きだった事。
ウェディングプランナーという職業が
大好きだった事です。
時にはもう辞めたいと思った事もありました。
責任の重い仕事だと叩き込まれてきた分、
ちょっとした事で不安になり、
心配ばかりが増え、
楽しさよりも辛さの方が大きいと
感じていた日々もありました。
そんな不安な気持ちを変えてくれるのは、
いつも新郎新婦の皆さんでした。
皆さんが伝えてくれた「ありがとう」という言葉。
そのたった一言にどれだけ救われて、
どれだけ幸せを与えてもらったかはわかりません。
私にとってのウェディングプランナーの醍醐味は、
人とのご縁に尽きるように思います。
25年間、たくさんのご縁をいただいて
きたからこそ、今の私がいます。
そして今、ふと立ち止まって考えています。
私は、
これからウェディングに何ができるだろう。
私の人生の大半は、
ウェディングに与えてもらったとも言えます。
仕事だけではありません。
たくさんの人との出会いも、人を信じることも、
誰かの人生に寄り添うことも、
自分自身が成長する機会も。
その多くを、
私はウェディングという仕事からもらいました。
だからこそ、これからは少しずつ、
私がウェディングに返していきたい。
もっと大切にしたい。
まだまだ、
もっと良いウェディングをつくりたい。
そして、これからは自分が経験してきたことを、
次の人たちに渡していきたい。
結婚式って、
もっともっと可能性があっていいんじゃないか。
ウェディングプランナーという
仕事を始めた頃の私は、
目の前のお客様の結婚式を
素敵な一日にすることに一生懸命でした。
会場が決まり、挙式スタイルを考え、
衣装やヘアメイクの相談をして、
装花のお打合せをし、料理を考えて、
進行をつくって。
たくさんの人と一緒に準備をして、
当日を迎える。
そして、おふたりの笑顔を見られる
その瞬間が大好きでした。
でも、長くこの仕事を続ける中で、
少しずつ考え方が変わっていきました。
「素敵な結婚式をつくる」だけではなく、
「このおふたりにとって、
どんな一日であるべきなのか」
を考えること。
そして、その一日を迎えるまでの時間も、
おふたりにとって大切な時間にすること。
結婚式は、たった一日の出来事ではない
と思うようになりました。
ふたりで「どんな結婚式にしたい?」と話したり、
これまでのことを振り返ったり、
これからどんな人生を
歩んでいきたいのかを考えたり。
そんな時間を重ねながら、
ふたりにしかつくれない一日を、
一緒につくっていく。
そして、その一日が、
これから先のふたりの人生を
歩いていくための小さな力になったり、
ふとした時に思い出す、大切な時間になったり。
結婚式が、おふたりの未来への
ひとつのプレゼントのような
一日になればいい。
そんなふうに、結婚式そのものだけではなく、
そこに向かう時間や、
その先に続いていく人生まで、
少しずつ考えながら過ごす
準備期間にしてほしい。
そして、その想いを一緒に形にしていく。
それが、ウェディングプランナーの
仕事なのではないかと、
思うようになりました。
もっと、お二人がやりたいことを大切にしていい。
もっと、「普通はこうするもの」
にとらわれなくていい。
もっと、その人たちにしかつくれない
一日があっていい。
そんなことを、
以前より強く感じるようになりました。
だから私は、結婚式を「つくる」ということを、
改めて考えるようになりました。
結婚式を「つくる」仕事
同じ会場でも、同じ衣装でも、同じ進行でも、
そこにいる人が違えば、まったく違う一日になる。
だからこそ、決まった形に当てはめるのではなく、
その人たちの想いや価値観を一緒に見つけて、
それを結婚式という一日にしていく。
それが、私が25年間この仕事をしてきて、
大切にしてきたことです。
そして、誰もが夢を叶えられる場所を
つくりたくて、CASOWEDDINGを始めました。
そんな想いが、
今のCASOWEDDINGにつながっています。
アートギャラリーだった場所を舞台に、
決まりごとにとらわれない
ウェディングをつくる。
「結婚式だからこうする」のではなく、
「私たちは、こうしたい」から始める。
おふたりの夢や、やりたいことを聞いて、
それをどうしたら実現できるのかを一緒に考える。
私はCASOWEDDINGを通して、
結婚式の可能性をもう一度広げてみたいと
思いました。
そして、これから。
今までは、
一組一組のお客様の結婚式をつくることが、
私の仕事の中心でした。
25年という経験を積み重ねてきた今、
この経験を、自分だけのものにしたくない。
私が感じてきた幸せと、
ウェディングプランナーという人生の豊かさを、
今の若いウェディングプランナーの
方々にも感じてほしい。
そんな気持ちが大きくなっています。
これからは、
新しいウェディング事業を始めたい人。
自分たちらしいウェディングをつくりたい企業。
もっとお客様に寄り添えるプランナーになりたい人。
新しい結婚式の形を考えている人。
そんな方たちとも、
一緒にウェディングをつくっていきたい。
それらを、これから少しずつ
言葉にしていこうと思っています。
このブログでは、
ウェディングのこと、プランナーのこと、
結婚式をつくるということ。
そして、これからのウェディングについて。
私がこれまで感じてきたこと、
考えてきたことを、
飾らずに綴っていこうと思います。
いつかこの言葉たちが、
誰かが新しいウェディングを
始めるときのヒントになったり、
誰かが「こんなウェディングもできるんだ」と、
新しい可能性を見つける
きっかけになったら嬉しいです。
ウェディングには、
まだまだできることがある。
今だからこそ見えてきたものを、
これから少しずつ
形にしていきたいと思っています。
これまでのこと、これからのこと。
Posted on 2026/09/01 by ideafeves

2026年もあと4ヶ月となりました。
1年が本当に早くてびっくりします。
この夏は、これまでのことと、これからのことを
とてもたくさん考えながら過ごしていました。
気づけばウェディングプランナーとなり、
25年が経ちました。
会社に所属していた10年、
そしてフリーランスになってから15年。
振り返りながら自分でも驚いています。笑
ここでも何度となく綴りましたが、
数年置きにターニングポイントだと思う
時期がやってきて、自然の流れのように
その時々に大切だと思うこと、
必要とされている場所に身を置いてきました。
ここ数年は、私が立ち上げプロデュースしている、
ウェディング会場 ” CASOWEDDING ” に専念しており、
IDEAFEVESとしてのプロデュースはお休みを
しておりました。
そして、ちょうど丸3年が経ちました。
走り出してからしばらくの間はまたがむしゃらに
すすんできましたが、少し落ち着いてきた頃。
今年に入ってから、少しずつこの先のことを
考える機会が増えてきました。
今までしてきたこと、これからやりたいこと、
できることやすべきこと。
これまでの25年と、この先の25年。
(この先25年はあるかな..笑)
そんなことを沢山考えながら過ごしていたら、
気づけば9月になってしまい、
2026年もカウントダウンになってしまいました。
以前はこうしてBlogを書くこと、
考えや想いを綴ることがとても好きでした。
記録のためだったり、自分への決意表明だったり、
お客様に宛てたお手紙だったり。
簡単に書くというよりは、
そのことに向き合いながら綴る時間が
時には丸1日、時には3日ほどかかることもありますが、
私にとっては心地よい時間でもありました。
これからまた、
これまで温めてきた想いやこれからのことなどを
少しずつ綴っていきたいと思います。
ぜひ時々覗いてみてください♪
Academy のご案内
Posted on 2024/09/19 by ideafeves

ここ数年、私は常に感じていたことがあります。
ウェディングプランナーの私たちにとって
良い時代になったな。
働きづらい時代になったな。
自由な結婚式ができるようになったな。
今のウェディングプランナーさん達は
楽しんでいるかな?
良いこととそうでないこと、
いつの時代もそれはいつも隣り合わせ。
私が現役会場プランナーだった頃、
私がフリーランスプランナーになった頃、
そして今。
私にとっての「ウェディングプランナー」は
生き甲斐であり、人生の全てとも言えます。
これまでの経験を活かして、
これからウェディングプランナーを目指し
勉強中の方、現役プランナーの方、
そしてフリーランスを目指している方。
そんなウェディングを愛する人たちの
力になれたら、悩んでいる方や、
もっと先を目指している方の背中を
押す存在になれたらと思っております。
これまでの約25年間で得た
ノウハウと、人脈と、醍醐味を、
これからの未来ある
ウェディングプランナーの皆様へ
お裾分けしていきたいと思います。
そして、これからのウェディング業界を
担う人になってほしい。
そんな想いを込めて私の知る限りの
全てをお伝えしていきます。
–
全ての学びは自信となり、
自信は安心と喜びに移り変わります。
迷いや悩み、不安を取り除くため、
ブレない軸を作るため、
自分自身をご自身で変えるための
プロセスとして。
ぜひご参加ください。
–
Academy ‘ Introduction ‘
◾️SKIL UP CLASS 001
今よりもステップアップしたい
ウェディングプランナーの皆様へ
日々の業務やプランニング、
または新規接客をされる中での
お悩みやご質問などをご相談頂きながら、
解決しスキルアップしていただくための
CLASSです。
会場プランナーの方もフリーランスプランナー
の皆様もそれぞれに合わせたお悩みを
ご相談いたします。
基本的にテーマは「フリー」
それぞれに合わせて、
ディスカッションいたします。
受講料
・プライベートレッスン 15,000円 / 90分
・グループレッスン 11,000円 / 90分 定員5名
開催時間
・平日のみ 10:00〜18:00
・オンライン授業(zoom)
◾️ADVANCE CLASS
主にフリーランスプランナーを目指す方、
フリーランスプランナーの方を対象とした
LESSONです。
それぞれの思い描く未来、方向性に合わせ
ご相談をしながらレッスンを進めて参ります。
また上記をベースに、こちらでご用意した
カリキュラムに沿って一緒に学んでいただき、
私共のウェディングに参加しながら
実技も行って参ります。
そしてウェディングプランナーだけでなく、
多方面のウェディングスタッフからも
学びを得ていただく全5回の講座となります。
ご希望の方はカリキュラム終了後、
IDEA FEVESのウェディングチームに
ご参加いただき所属プランナーとして
受け入れも可(要面談)
受講料
プライベートレッスン 90,000円 / 各120分(全5回)
※分割可(2回まで)
開催時間
・平日のみ 10:00〜18:00
・オンライン授業(zoom)
–
お申し込み方法
info@ideafeves.com へ
件名に「Academy 申込み」と記載の上、
お名前、連絡先、ご自身の現在の状況
(会場プランナー、学生、フリーランスなど)を
お知らせください。
また、ご希望CLASSと初回ご希望日時を
2〜3希望あわせてご記載ください。
ご応募にあたり、
ご質問等はお気軽にお問合せくださいませ。
ウェディングプランナーという私の人生 vol.4
Posted on 2024/09/12 by ideafeves

vol.1 〜 vol.3ではフリーランスになる前の
約10年間のプランナー人生を
綴ってまいりました。
ここからは、フリーランスプランナーに
なってからのことをお話ししていこうと
思います。
そもそも、なぜフリーランスに転校したのか。
その経緯と想いをお話ししようと思います。
大きな理由は2つ。
一つ目は、
・信頼できる仲間と東京でもどこでも
一緒に仕事がしたかったこと。
二つ目は、
・もっと時間をかけて、丁寧に、
新郎新婦のお二人の力になりたかったこと。
ものすごく簡単に言うと、
上記2つが理由であり、
それらを細かくお話しすると
キリがないくらい出てきます。
そもそも私が
フリーランスプランナーになるなんて
思ってもいませんでした。
また、そもそも日本でフリーランスの
ウェディングプランナーが自由に
活動できるようになるなんて、
思ってもいませんでした。
まだ20代後半、
同じ業界の諸先輩方から、
「フリーランスになったら?」と、
何度か言われたことがありました。
その時は、「フリーランスだなんて!笑」
と、軽く聞き流して過ぎ去っていました。
私にできるはずもなく、考えたこともなく。
そして、日本でできるはずがない。
そう思っていたからです。
なぜなら、海外ではフリーランスが当たり前の
ウェディング業界も、日本では馴染みがなく、
結婚式をするご新郎後新婦の殆どが、
まずは会場探しから。
結婚式が決まればゼクシィを買って、
会場探しをすること。
これがもう99%と言ってもいいほど、
当たり前の文化でした。
そして、私自身もそれを不思議に
感じたことすらありませんでした。
ただ、海外はもっと自由で、
もっといろんな結婚式があり、
場所もスタイルも形式も人それぞれ。
そしてもっともっと時間をかけて、
結婚式の準備を行う新郎新婦の皆様。
そのサポートをするのが
ウェディングプランナーの役目であり、
もっと豊富な知識を持ち合わせ、
国家資格でさえあること。
とにかく、私自身も独立するほんの直前まで
「フリーランスプランナーになりたい」と、
いっさい思ったことがありませんでした。
ただただ、お客様との打合せ時間が
もっとあればいいのにと常に感じていました。
そうしたら、もっと色々なご提案をして
差し上げられるのに、と。
もっと選択肢を与えてあげたい。
もっと二人に合うものがあるのに。
もっとこんないいものがあるのに。
そして、私の知る限りでは、
もっと素晴らしいプロフェッショナルが
いるのに。
と、私が担当する大切な新郎新婦のお二人へ
私の知る限りのことをお伝えしたいのに、
会場の決まりももちろんあり、
それが出来ないもどかしさには、
常に悶々としていました。
大好きな会場で働きながらも、
もっともっと、と思うことは多々。
そんな時に頭によぎったのが、
「私がフリーランスプランナーになればいいんだ!」
と、一瞬の出来事だったように思います。笑
私の想いや悩み、全てが叶うことは
これしかない!と。
東京も関西もどっちでもお仕事ができ、
それも信頼する皆と一緒にできる。
こんなにも簡単なことを(簡単ではないのですが;)
なぜ思いつかなかったのだろうと。
そう考え始めてからはすぐに
色々なことを調べ始めました。
とにかく、当時は私自身も日本で
フリーランスウェディングプランナーの
方に出会ったこともなく、そんな働き方を
されている人がいるのだろうか。
そんなところから始まりました。
もちろん不安もゼロではなかったのですが、
比較的「思い立ったらすぐに!」という
性格も相まって、調べていくうちに、
フリーランスプランナーの協会があること、
海外のウェディングプランナー資格も
取得できること、数える程度ではあるものの
数名のフリーランスプランナーさんが日本にも
いらっしゃることなどを知りました。
そして、まだ知らない世界が沢山あるんだと
いうことに驚きと、ワクワクした気持ちが
最高潮になりまして、手探りながらもものすごい
勢いで準備をスタートしたのが始まりでした。
相変わらず後先考えず、
ダメだったらまた考えたらいいか。
という勢いで、スタートした私。
くれぐれも真似はしないでほしいですが、
その時の私にはフリーランスプランナーに
なることは「夢が全て叶う!」くらいの
気持ちでした。
実際、その通りでもありました。
もちろん、最初からものすごく
順調にいくとは思ってもいませんでした。
「フリーランスウェディングプランナー」
という言葉にさえ馴染みのない日本。
皆様がその存在を知るはずもなく、
きっと1年に1組くらいあればいいかな?
アルバイトをしながらでも、
必要としてくれる1組の新郎新婦に出逢い、
そのお手伝いができれば嬉しい!
そう思い、心に決めてスタートをしました。
何から始めたかというと、
私はまず一番にホームページを作りました。
そして、BLOGを始めました。
そうしたら、
びっくりすることに一組のお客様から
早速のお問合せがあり、
恐る恐るご連絡をした記憶があります。
それは、国際カップルのお二人でした。
そう、日本人には馴染みのなかった
フリーランスプランナーという職業は、
欧米や諸外国では当たり前の文化でした。
それから、後に私も知ることになるのですが、
海外の男性は比較的日本の方よりも、
『結婚式』というものをうんと若い頃から
いつかやってくる自身のこととして
知識が豊富で、アメリカ人のご新郎が
「日本にも必ずフリーランスプランナーが
いるはずだ!」と言って、
探してくださったとのことでした。
有難くも、フリーランスに転向してすぐに、
お二人と出会い、それから3人4脚での
ご準備がスタートしました。
手探りでスタートし、初めは準備期間だと
思っていた私はまだまだ知識不足で、
サポートする側でありながら、
一緒に準備を進める同士のような関係で
お手伝いさせていただいたように思います。
アメリカ式の結婚式について
そのしきたりや一般的にはとか、
こんなこともあるよとか、
もはや沢山の学びをさせていただきながら
その醍醐味を存分に感じることができた
フリーランス一組目となるご夫婦。
お問合せをいただいてから、
1年半後の結婚式予定ということで、
実際の結婚式は一組目ではなかったのですが、
そんな風に1年以上もの時間をかけて
準備を行うことの大切さと必要性、
その期間に築けた関係性や、
あらゆることを経験させていただいた結婚式。
お二人との出会いにより、
私はその先に35歳にもなってNYに留学する
羽目(笑)になるのですが。
この話はまた改めて。
ここまで綴りながら、
始まりからなんとも幸せだった
記憶でいっぱい。
とはいえ、あの頃はフリーランスプランナーは
認知度もなく、会場を見つけることや
プランナー持込で結婚式をすることが
ものすごく大変でした。
経験のないことを受け入れてもらうこと、
経験のない場所で結婚式を行うこと、
私自身も経験したことのない準備や過程に
戸惑いながらも、全てが学びであり、
初心に戻ったような日々でした。
一組、また一組と本当に数える程度の
お客様からのお問合せではありましたが、
私のフリーランスプランナー人生は、
きっと順調なスタートだったと思います。
それから少しずつ、それぞれの「夢」を掲げて
いろんなご結婚式のご相談をいただきました。
結婚式=フリーランスプランナーが
当たり前じゃなかったあの頃に、
必死で検索して、いろんな可能性を
考えながら調べ続けて「見つけた!」と
ご連絡くださった方々。
時には、
『もっと簡単に(ホームページが)
出てくるようにしててくださいよ〜
大変だった〜〜〜笑』
と、お叱りのようなことも言われながら。
全国各地、お客様方にいろんな場所に
連れて行ってもらいました。
北から南へと。
大好きなハワイにまで行かせてもらいました。
お仕事で行ける日が来るなんて。。涙
時には打合せと言いながら、殆ど一緒に
お酒を飲み、お食事をして、お話をするだけ。
のように当日を迎えたお二人もいました。
書いても良いのかな。笑
お客様が見つけたお気に入りの会場で、
「プランナー持込は不可」だと言われ、
それでも「僕たちは3人で一つなんです」
と、はっきりと言ってくださったご新郎。
忘れることはできません。
もっともっと新郎新婦の「やりたい」が
叶う国になればいいのに。
いつかもっと自由な結婚式が当たり前に
叶うようになればいいのに。
と、心から願っていたその昔。
きっと今は、あの頃の願いが
叶っているのではないかなと思います。
不思議な気分。
私の手でお手伝いできるカップルは
限界があるけれど、全ての新郎新婦さんが
幸せな結婚式ができればいいなと
心底思っていました。
今では沢山のフリーランスプランナーの
方々がいらっしゃいます。
だから、もう私じゃなくてもいいなと
思うことも多々あります。笑
本当に素敵なお客様との出会いに
恵まれてきましたが、さらにもう一つ。
そのお客様との出会いにより、
そのご家族やご友人方との出会いも然り。
今私の周りにいる仕事仲間や
友人たちの多くが、
元ご新郎ご新婦だったり、
その結婚式の参列者だった
新郎新婦の友人だった人たち。
始まりは数々の結婚式であり、
元新郎新婦さんたちであり、
そんな不思議なご縁と繋がりが、
今の私を作っています。
フリーランスになってから、早13年。
あっという間でした。
こんな風にお客様に恵まれながら、
一歩一歩進んできた私のプランナー人生。
もちろん、沢山の苦労も努力もしました。
良いことばかりだったわけではなく、
大変だったことの方が多いかもしれません。
それも全てがいい思い出です。
ここに綴るには、永遠と時間がかかりそうな
書ききれないほどの経験と思い出と、
出来事がありました。
これからフリーランスプランナーに
なろうとされている方や、独立したての方。
きっと悩みも沢山あるかと思います。
私の経験はあんまり役に立たないかもしれません。
私がスタートした頃と今とでは
また少し世の中も変わったように思います。
心底良くなったな〜と思うこともあれば、
昔は良かったな〜と思うことも少し。
けれど、大切にすべきことはいつの時代も
どんな時も同じだと思っています。
「結婚式をつくる」お仕事をすること、
この幸せな職業に出会った私たちは
きっと出会えなかった人生と比べると
その幸せは雲泥の差。
そう声を大にして言えます。
今の私の願いは、
ウェディングプランナーの皆さんが
私がこれまで感じてきたように、
このウェディングプランナーという職業を
幸せだと思えること、楽しいと思えること、
その醍醐味を感じ、味わえますように。
私のこれからの人生は、
未来あるウェディングプランナーの皆様へ
そのお手伝いができればと思っております。
IDEA FEVES
菅田 貴子