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結婚式のインスピレーション。

Posted on 2019/03/19 by ideafeves

先日、
国立国際美術館で開催されている
「クリスチャン・ボルタンスキー」展を
見に行ってきました。

作品はもちろんのこと、
私はとにかく美術館が好きで、
時間があれば足を運びます。

とはいえ、絵画など詳しいわけでもなく、
建築やその空間が好きなのだと
気づいたのは大人になってから。

そして今、私にとって美術館は
インスピレーションの場所。

作品の展示の仕方、
空間の使い方、
キャプションの付け方ひとつ、
勉強になることばかり。

時には、
「なるほど!こういう風にして設営すればいいのか!」
などと、作品ではなく、設営に気をとられることも
しばしば。

学芸員の方も不審に思う動きをしている
ことも稀ではないかもしれない。。笑

今回みた
「クリスチャン・ボルタンスキー」展は、
フランスのアーティストならではと思う、
会場の空間づくりがなされていて、
とても素敵でした。

ウェディングも同じで、
たとえ同じ会場だったとしても、
それぞれ全く異なる空間が出来上がり、
お二人だからこそのその場所が出来上がり、
二つと同じものはない。
そう、あって欲しいと、
そうなるようにといつも思い、
全力で考え、構想を練ります。

アーティストやその展示によって
会場が全く異なる美術館やギャラリーと、
結婚式はとても似ている。
いつも、そう感じます。

ぜひ皆さんも、
足を運んで見て下さい。

http://www.nmao.go.jp/index.html

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フリーランスウェディングプランナー
IDEA FEVES
菅田 貴子

フリーランスウェディングプランナー
神戸・京都・大阪を中心に活動。
関西でオリジナルウェディングのご相談、
ご依頼はお気軽にお問合せください。

info@ideafeves.com
www.ideafeves.com

旧グッゲンハイム邸ウェディング

Posted on 2019/03/15 by ideafeves


結婚式から半年、
夏から秋へと移り変わる頃
行われたKatsuyaさんとShokoさんの
ウェディングのギャラリーをUPしました。

とても心地の良い風が吹く
素敵な1日でした。

旧グッゲンハイム邸で初めて
ウェディングを行なったのは、
もう8年前のこと。

ふと、
そんなことを想い出しました。

神戸から電車でもう少し西へ、
須磨海岸を過ぎると、電車の窓からは
見晴らす限り海が広がり、水面に反射する
太陽の光がキラキラと眩しくて、
遠くに望める明石海峡をぼーっと眺めていると、
反対側にとても素敵な洋館がありました。

それが旧グッゲンハイム邸。

あの頃は、
まだウェディングも何度かしたことがあるよ。
というくらいで情報もなく、
飛び入りで見学させてもらった記憶。

想像していた通り、
その古い洋館はとても趣があり、
だけど現代的でカッコ良くて、
静かな室内は足音ひとつ響くような
そんな重厚感を感じたことを、
今でも覚えています。

そして2階へ進むと、
突然場所が変わったように明るく開放的で、
テラスの一面の窓からはあの海が一望できて、
なんとも素敵な景色なんだと、
ひととき時間を忘れたように眺めていました。

今となっては、
足を運ぶとなんだかお家に帰ったように、
慣れた場所となった旧グッゲンハイム邸。

私があの時感じた思いを、
新郎新婦はもちろん、
大切なゲストの皆様ひとりひとりが
感じられたらいいなと心から願います。

そんな旧グッゲンハイム邸での
二人のウェディング。

ぜひご覧になってみてください☺︎

IDEA FEVES(イデアフェーヴ)
菅田 貴子

>>>

ギャラリーはこちらから
Katsuya & Shoko wedding
http://ideafeves.com/gallery/katsuya-shoko/

 

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3.11 東北復興への想いを込めて

Posted on 2019/03/13 by ideafeves

2012年秋。

お二人の地元、
仙台でアウトドアウェディングを叶えられた
KazukiさんとMasumiさん。

初めてご連絡を下さったのは、
結婚式からたった4ヶ月前の春。

それもインドから、
1通のメールが届きました。

「彼女の相談にのってあげて
いただけませんでしょうか?」と。

とても真摯で、素敵なメールの文末には、

ナマステ🙏と。笑

赴任が決まり、
出発までに結婚式場をと、
急いで決めてしまったものの、
どうしても諦められないと、
それでも叶えることなんて無理なんじゃ
ないかと思いながら、
ご連絡を下さったと仰ったことが、
今でも鮮明に覚えています。

お二人の地元、仙台。
1年前、当たり前だったことが
当たり前でなくなったこと。

だけれど、そこで得たことも
少なからずあって、
その場所を大切な人たちに
見て欲しい。

結婚式が決まり、
4ヶ月間の間に何度となく
仙台に足を運ばせていただきました。

その時見た景色を、
今でも鮮明に覚えています。

私が訪れた時には、
既に多くの場所が復興されていて、
だけど少し車を走らせると
別の場所のようで。

だけど会う人会う人、
みんなとても活気に溢れていて、
その場所で暮らす人、
その場所に居た人、
その場所を故郷に持つ人、
皆それぞれの想いを持ちながら、
過ごしているんだということを、
感じたことを覚えて居ます。

二人が大切な結婚式という1日を
過ごす場所に選んだ、
仙台・秋保。

大自然の中での1泊2日の結婚式。
あの結婚式から始まった、
たくさんのご縁。

私にとっても、
大切な大切な経験をさせていただき、
そしてお二人はもちろん、
その場に居合わせた数多くの方々との
ご縁が、今の私の宝物にもなっています。

あれから6年と少し。

今、地元宮城に戻られて
生活をされている二人。
と、その子供たち。

いつか会えたらいいなと言いながら、
月日が経つばかりだけれど、
今年こそ!

と、相変わらず想いだけ
投げ続けています。

>>>

お二人のwedding gallery はこちら。
http://ideafeves.com/gallery/kazukimasumi/

 

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秋の旧グッゲンハイム邸 ウェディング

Posted on 2019/02/13 by ideafeves


お二人との出会いはNYでした。

留学をしていた頃、
同じアパートに住んでいたのが
MasayaさんとEmikoさんでした。

あの時は、こんな日が来るなんて
想像もしていなかった。

あれから数年経ち、
アメリカで入籍されたご報告と共に、
日本での結婚式を、
ふたりの大切な1日を
任せたいと言ってくれたこと。

そして、その素晴らしい1日を
こうして一緒に過ごせたこと。

二人と出会い、
人との出会いや繋がり、
その大切さを改めて、
改めて感じました。

そんなふたりの結婚式。

何から綴ろうかと悩みすぎて、
あれからあっという間に
2ヶ月以上が経ちました。

あの日見た景色、
あの日感じた想いは、
本当に特別で、
きっと何年経っても
忘れることのできない
素敵な素敵な1日でした。

NYでアーティストとして活躍する
新郎Masayaさん

熱い熱い熱い心の持ち主で、
内面だけでなく、その熱さがもう
外面にも漏れてしまっている。
と、私は思っています。笑

一つ一つ、とても真剣で、
いろんなことへの「想い」が
抱えきれないほどあるのだろうと、
感じるMasayaさん。

私のMasayaさんの印象は、
とてもフレンドリーで、
人懐っこい人。
そして、やっぱり一番は、
想いの熱い人。

結婚式当日、会場に飾られた
Masayaさんの作品の数々から、
Artを通して「人」に対する
温かさ、想いの深さなどを
感じられたように思います。

その隣に、新婦Emikoさん。
とにかくいつも本当に明るくて、
テキパキとなんでもさらっとこなし、
仕事ができる人とはきっと
この人のことを言うんだろうと、
感じる ‘ できる ‘ 女性。

その上とても温かくて、
周りにいる人を本当に大切にしていて、
いつも言葉の端々からそれが伝わってくる、
そんなEmikoさんからは、
人として学ぶことが沢山たくさん、
本当に数え切れないほど、
山ほどありました。

結婚式を考えた時、
できる限り、周りにいる自分たちの
大切な友人や仲間たちと一緒に、
ふたりの結婚式を作り上げられたら嬉しい。
と、話してくれた始まり。

当日は、まさに沢山のご友人たちが、
日本各地から、またNYからも集まり、
皆さんの力を借りて、会場だけでなく、
この1日全てが出来上がったのだと、
今心から想います。

涙もろく、
もうずっとずっと
泣いていたように思います。

ウェイティングルームには、
新郎Masayaさんが描かれた
数々の作品がディスプレイされました。

とてもかっこよくて、
そして心が温かくなる絵ばかり。

Artは見る人それぞれによって、
感じ方も違えば、
書き手の想いやその意図などを
想像することもとても楽しい。

あの日、あの空間は、
間違いなくとても温かくて、
そこに集まった全ての人が、
とても幸せな気持ちになれた、
そんな作品ばかりだったと、
そう、私は思うのです。

新郎MasayaさんがEmikoさんのご両親へ
初めてご挨拶に伺った日。

アーティストとして未熟な自分が
何を言われても仕方がないと思っていたのに、
お父様から出てきた言葉は
思ってもいなかったことだったと、
話してくれました。

「Masayaくんは、
好きなだけ思う存分絵を描きなさい。
旦那ひとり食べさせる位できる
娘に育てたつもりですから。」と。

それを聞いた時、
EmikoさんがEmikoさんであることが、
本当にわかった気がしました。

素敵なご両親の元、生まれ育ち、
Emikoさんという素敵な女性が
ここにいるんだと。

そしてまた、
その時その言葉の奥にある想いを
強く感じたと言うMasayaさん。

きっとそんなMasayaさんだからこそ、
お父様も温かく、大切なEmikoさんを
託す気持ちになられたことは、
言うまでもないかもしれません。

このお話を以前話してくれた時、
Emikoさんは相変わらず笑いながら

「勝手なこと言って!と思ったけど(笑)」
と。

ご両家とも、本当に素敵なご家族だな〜と、
この1日を通して何度感じたことかな。

本当によく笑い、よく泣いた
大忙しだった1日。

Artを通じ出会ったふたり。

そんなふたりが
結婚式につけた題は

「Untitled」

//

人との出会いや繋がりを大切に
生きてきたふたり。
いつも人に助けられ歩んできた人生。
自分たちだけでは乗り越えられ
なかったことも、そこにみんなが
いたから登れた1歩もある。

//

ふたりが第一歩を踏みだす日。
ふたりの出会いのきっかけでもあり、
これからも一緒に生きていく
Artを作る過程のように、
いろんな色を重ねて作り上げる1日に。

そんな想いを込めて、
当日は真っ白なキャンバスに、
ゲスト一人一人に色を足してもらい、
みんなの色が合わさって、
少しずつ出来上がっていく絵のように、
会場が完成していきました。

想像を超え、
楽しく、面白く、
とても素敵な光景でした。

フリーランスプランナーとしての
スキルを学ぶために訪れたNY。

同じ街に住み、
同じ景色を見ていたふたり。

そして、今もこれからもそこで
暮らしていくふたり。

私にとっても大好きな、
たくさんの影響を与えてくれた街。

そのNYが私にくれた宝物。

二人と話をしていると、
普段ちょっと感じる悩みや
些細なことは本当にちっぽけで、
世界は広くとても大きくて、
そして未来は自分で変えられる。

人生1度きり。

そう、感じるのです。

NYという街が私にくれた
素晴らしい縁。

大好きな二人の大切な1日を、
ウェディングプランナーとして
一緒に立ち会えたことを、
本当に嬉しく、心から幸せに思います。

 

いつまでもいつまでも、
今と変わらず楽しく仲良く、
素敵な二人でいてねと、
心から願っています。

そして、また必ず遊びに行きます!

Congratulations !!!

IDEA FEVES
Takako Sugata

Special Thanks
photo by : Mr. Toyohiro Matsushima

 

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決断。

Posted on 2019/01/28 by ideafeves

気づけばもう1月が終えようとしています。
冬生まれのくせに、以前は好きじゃなかった冬。
ここ数年は夏より冬派になった私。

モットーは、寒ければ「走ればいい!」
冬はカイロもあるし、手袋もあるし、
たくさん着ればいいし、
なんといっても走れば暑くなる。

そんな原始的な方法で十分乗り越えられる
ようになった冬。

それは確実に、
あのマイナス16度という気温の
ニューヨークでの生活を経験して、
何事も気持ち次第ということを学んだから。

思えばちょうど4年前の今日、
ドキドキとワクワクと不安を抱えて、
旅立ったことをふと思い出しました。

今朝、嵐の活動休止のnewsに衝撃を
受けつつ、その決断とみんなの心境を
勝手に想像している私です。
勝手すぎて、きっと何一つ
正解しないんだろうけど。笑

「決断」
とても難しく、容易ではないけれど、
その先に必ず未来がある。
私はいつもそう思い、いろんな決断を
してきたけれど、ここ数年はなかなかいろんな
ことを考えては慎重になってきた気がします。

大人になったんです。
とでもいっておけば、
立派な言い訳になるかな?笑

来年はidea feves10周年。

何か決断することが出てくるのか、
どうかはまだまだわかりませんが、
今年も来年も、そして数年先も、
「ウェディングプランナーでいる」
という決断をしていたいなと強く思う、
今日この頃です。
.

photo : 4年前の今日、ニューヨークにて。



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